諫早市議会 2022-03-01
令和4年第2回(3月)定例会(第1日目) 本文
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◯議長(林田直記君)[31頁]
皆さん、おはようございます。
ただいまから令和4年第2回
諫早市議会定例会を開会いたします。
今期定例会に説明員の出席を求めましたので、御報告いたします。
日程に先立ち、諸般の報告をいたします。
昨年の9月定例会において可決し、市当局に対し善処方をお願いしておりました、令和3年決議案第1号「
骨髄移植等により
予防接種ワクチンの再接種が必要になった子どもへの再接種費用を助成する制度創設に関する決議」について、その後の処理の経過及び結果の報告を市当局に対し請求し、回答を得ましたので、直近の定例会であります
今期定例会において配付するものです。
議員各位におかれましては、内容を確認の上、今後の活動に生かしていただきたいと思います。
以上で、報告を終わります。
これより、議事日程第1号により議事に入ります。
日程第1「会期決定の件」を議題といたします。
今期定例会の会期は、本日から3月22日までの26日間とし、会期中の日程につきましては、お手元に配付のとおりとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
2 ◯議長(林田直記君)[31頁]
異議ありませんので、会期は本日から3月22日までの26日間と決定いたしました。
次に、日程第2「
会議録署名議員の指名について」を議題といたします。
会議規則第87条により、
会議録署名議員に
西田京子議員及び
相浦喜代子議員を指名いたします。
なお、
会議録署名議員が欠席した際の
予備署名議員に
並川和則議員及び
中野太陽議員を指名いたします。
次に、日程第3「令和4年度施政方針について」を議題といたします。
3 ◯市長(
大久保潔重君)登壇[31頁]
本日ここに令和4年第2回
諫早市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様には御健勝にて御出席を賜り、厚く御礼申し上げます。
今期定例会に提案しております令和4年度当初予算案をはじめ、諸議案の御審議をお願いすることに先立ちまして、私の市政運営への所信を申し述べさせていただき、
議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと思います。
現在、市政の運営に当たり最優先で取り組むべき課題は、
オミクロン株による爆発的な感染拡大に直面している
新型コロナウイルス感染症対策であります。
本市におきましては、昨年12月から
医療従事者を対象として3回目の
ワクチン接種を開始し、2月1日からは集団接種と医療機関での個別接種を本格的に開始いたしました。去る2月15日からは、
集団接種会場を
小野体育館に移し、県内最大となる1日当たり1,200人の大
規模集団接種を実施しており、これからは順次、
かかりつけ医が不足する地域においても巡回接種を実施することとしております。
ワクチンの接種につきましては、引き続き
諫早医師会や長崎県
健康事業団など
関係機関の御協力を賜りながら、希望される全ての市民の皆様が安心して、かつ、円滑にワクチンを接種していただけるよう万全を期してまいります。
現在、本市におきましては、市民の皆様への適切な情報提供や営業時間短縮の要請に御協力頂いた飲食店等の皆様に対する協力金の迅速な支給に努めております。また、本市独自の
緊急経済対策としまして、
感染症拡大の影響を受けているにもかかわらず、国の支援金の対象とならない事業者の皆様に対し、それぞれの事業規模に応じた支援金を支給するための
補正予算案を
今期定例会に提出しております。
今後も予断を許さない状況が続きますが、市民の皆様には引き続き3密を避け、マスクの着用、手洗いの励行、定期的な換気の実施など基本的な
感染防止対策を徹底頂き、オール諫早でこの難局を乗り越えていきたいと考えております。
国営諫早湾干拓事業をめぐりましては、平成22年の福岡高裁における
開門確定判決の執行力の排除を求め、国が提起し最高裁から福岡高裁に審理が差し戻されていた
請求異議訴訟が結審し、3月25日には判決が出される予定であります。
令和元年6月の
最高裁判決で非開門の司法判断が確定しており、その方向性に変わりはないものと考えておりますが、引き続き訴訟の動向を注視するとともに、市民の安全・安心を守ることを最優先に考え、防災・農業・漁業・環境の各観点から県や
関係機関と連携を図りながら、今後も適切に対応してまいります。
西九州新幹線につきましては、去る2月22日にJR九州から9月23日を
開業予定日とすることが発表され、市民の皆様の期待も大きく高まっていることと思います。官民を挙げて、より一層の機運醸成を図り、本市の
県内交通の要衝である強みや豊かな自然と風土が育んだ魅力を積極的に発信するなど、またとないこのチャンスを市勢発展の起爆剤として活用していきたいと考えております。
また、いまだ整備方式が決定していない
九州新幹線西九州ルートの武雄温泉・新鳥栖間につきましても、国や県、
関係自治体、JR九州など
関係機関と緊密に連携を図りながら、
全線フル規格の実現に向け取り組んでまいります。
多様化する
市民ニーズや複雑化する行政課題に対し、迅速かつ効率的に対応するため本年4月に本市として11年ぶりとなる大規模な機構改革を実施します。より専門性を高めた新たな組織機構の下、市民の皆様のため、いかに成果を出していくかを常に念頭に置き、
チャレンジと連携の姿勢で必要な施策を講じてまいります。
それでは、令和4年度の具体的な施策の大綱につきまして、第2次
諫早市総合計画の体系に従い御説明申し上げます。
第1 輝く
ひとづくり
(1)健やかな
ひとづくり
全国的に少子化が進行する中、本市では
子育て環境の充実を推進していくこととしております。子育てに関する
行政サービスや相談窓口の案内など市民への情報発信のため、本市が運営する
ウェブサイト「いさはや
子育てネット」につきまして、
プッシュ通知機能の追加や
スマートフォン等モバイル機器でも閲覧をしやすくするなど、利便性の向上に努めてまいります。
また、
感染症予防対策などきめ細やかな対応が求められる
民間保育所に対しまして、新たに
保育支援者の配置に係る助成を行い、保育現場の負担軽減を図ることとしております。
学校教育におきましては、近年、
発達障害等を抱え、学校生活を送る上で特別な支援を必要とする園児や児童生徒が増加傾向にあることから、
特別支援教育補助員の配置を拡充し、教職員の負担軽減を図るとともに、
子どもたちの教育環境の充実と安定に努めてまいります。
(2)こころ豊かな
ひとづくり
オリンピック4大会に出場され、個人総合2連覇、
世界体操選手権でも個人総合6連覇など数々の偉業を成し遂げられ、長年にわたり
日本体操会を牽引してこられた本市出身の内村航平選手が、3月12日の試合を最後に現役を引退することを表明されました。世界一と称される美しい体操で、諫早市民のみならず日本中に勇気と希望を与えていただいたことは、これからも郷土諫早の誇りであります。
内村選手のこれまでの御功績とたゆまぬ御努力に、市民を代表して心からの敬意と感謝の意を表します。
本市は、内村選手をはじめ世界で活躍する数々の
トップアスリートを排出しているほか、様々な競技で若い世代がすばらしい活躍を見せるなど、優れたアスリートを育むための充実した環境を有するスポーツのまちでございます。
そのような環境を生かし、郷土の未来を担う
子どもたちがバスケットボールや
スケートボードなどの
トップアスリートのプレーに触れ、大きな夢を育む機会の創出にも取り組んでまいります。
また、来る3月18日から
阪神甲子園球場で開催される第94回
選抜高等学校野球大会に九州代表として、
長崎日本大学高等学校野球部の23年ぶり3回目となる出場が決定いたしました。コロナ禍を乗り越えてつかんだ憧れの舞台での活躍に、市民の皆様と共に心からの声援を送りたいと思います。
地域の歴史や文化を伝える文化財につきましては、これまでの保存・継承に加え、その貴重な資源を
まちづくりに活用する視点が求められているところであります。本市におきましては、文化庁との協議を踏まえながら、令和6年度を目指して
諫早市文化財保存活用地域計画を策定することにより本市の魅力を高め、
シビックプライドの醸成や
地域活性化、交流人口の拡大につなげてまいります。
第2 活力あるし
ごとづくり
(1)地域特性を活かした
農林水産業
本市の基幹産業の一つであります農業の振興を図るため、
農業用機械導入による省力化や
生産コストの低減、
園芸ハウスなどの
生産基盤整備による
経営安定化など、担い手に対する継続的な支援を行ってまいります。
また、農地や
農業用施設の適正な管理を行う土地改良区の体制強化のため、新設される
合同事務所の運営に対する支援を実施いたします。
さらに、有害鳥獣による農作物への
被害防止対策につきましても、新たにカモとカラスを
捕獲奨励金の対象に加えるなど、
農作物被害の抑制にも努めてまいります。
農地の
基盤整備事業につきましては、現在、県営事業として
有喜南部地区、
正久寺地区、宇良・田井原地区、
柳新田地区において実施されているところでありますが、今年度から新たに
長田東部地区の整備が進められることとなっております。
林業の振興につきましては、国土保全や水源涵養など森林の持つ
公益的機能を保全するため、豊かな
森づくり基金などを活用し、間伐や植栽など広葉樹林や針葉樹林の整備を進め、
高性能林業機械の導入や担い手の育成確保に向けた支援により、林産業の収益性の向上を図ってまいります。
水産業の振興につきましては、水産資源の維持・回復を図るため、魚介類の育成の場となる藻場や浅場等の保全に対する支援や、水産物の
付加価値向上と産地化を目指し、新たに
諫早湾岩ガキや
橘湾ヒオウギ貝の試験養殖への支援を実施するなど、諫早湾、橘湾、大村湾の3つの海が持つそれぞれの海域特性を生かした「つくり育てる漁業」を推進します。
(2)活力あふれる商工業の振興と雇用の創出
南諫早産業団地につきましては、
分譲予定面積約20ヘクタールのうち、1工区約11ヘクタールの整備が昨年5月末に完了し、残る2工区約9ヘクタールにつきましても令和5年度中の完成を目指し、順調に整備が進められております。産業の集積拠点として、県内有数の優れた立地環境を生かし、長崎県
産業振興財団など
関係機関と連携を図りながら、本市の産業振興と新たな雇用創出に向けた
企業誘致活動を推進してまいります。
中小企業者や創業者に対する支援制度につきましては、経営安定や経営基盤の強化を図り、新たな事業の創出を促進するため、金融機関と連携し融資のあっせん、保証料や融資に係る利子の一部補給など、資金調達の円滑化に取り組んでいるところであります。今後も、
社会経済状況や事業者の皆様のニーズを踏まえ、必要に応じて制度内容の見直しを図り、
本市商工業の活性化に努めてまいります。
(3)地域資源を活かした観光・物産
観光振興につきましては、
西九州新幹線の開業を契機として全国から多くの方々にお越し頂けるよう、
観光パンフレットの
デジタル化や
観光コンテンツの充実を図るなど、都市圏をターゲットとした
観光物産プロモーションを展開し、本市の魅力を発信してまいります。
また、本市の優れた物産を広く知っていただくため、いさはやマルシェを東京や大阪など都市圏で引き続き開催するほか、
諫早駅交流広場でもこの
物産振興イベントの開催による積極的なPR活動や商談会への参加など、
市内事業者の販路拡大に努めてまいります。
さらに、
アフターコロナを見据え、本市の恵まれた
スポーツ施設を生かして大規模な大会や合宿など、
スポーツコンベンションを積極的に誘致し、交流人口の拡大と地域経済の活性化を図ってまいります。
本市におきまして初の道の駅となる(仮称)道の駅251につきましては、設計業務を行う業者の選定を
公募型プロポーザル方式で実施し、
選定委員会の意見を踏まえて候補者を選定したところであります。今後も令和6年度の完成を目指し、
道路管理者である県と一体型での整備に向けた協議を進め、
地元関係者の御意見を賜りながら地域の魅力を生かした道の駅の整備を推進してまいります。
第3 魅力ある
まちづくり
(1)安全な
まちづくり
近年、大雨や台風による災害が全国各地で頻発し激甚化する傾向にあります。このたびの機構改革により、総務部内に危機管理の専門部署を設置するなど体制の強化を図るほか、防災情報を的確に把握し、市民への迅速な情報伝達を図るための
システム更新や民間の知見や技術を活用した
防災啓発活動の充実にも取り組んでまいります。
市民の安全を守るため、日夜活動していただいている消防団につきましては、団員の確保が全国的な課題となっており、その解決策として団員の処遇改善が求められております。本市としましても、国の方針を踏まえた消防団員の処遇改善に併せ、消防団の魅力を伝える動画の作成や、消防車両の運転に必要な
免許取得費用の助成など、市独自の取組を通じて消防団員の確保に注力してまいります。
なお、消防団員の報酬の見直しに係る
条例改正案を
今期定例会に提出しております。
本明川ダム建設事業につきましては、
諫早大水害規模の雨量に対する本明川の洪水調節と良好な河川環境を図るための
維持用水等の確保を目的としております。現在は、事業実施に伴う家屋の移転が全て完了し、用地取得をはじめ付替道路や
工事用道路の整備など着実に事業が進捗しているところであります。
本市としましては、安全な
まちづくりのため欠かすことのできない
本明川ダムの早期完成に向け、今後も国に対して強く要望してまいります。また、
周辺地域の振興対策については、国において決定された
水源地域整備計画に基づき、引き続き、国、県と連携してまいります。
また、事前防災の観点から、県の補助金を活用した市営急
傾斜地崩壊対策事業により、危険区域の対策工事に取り組み、
緊急浚渫推進事業についても、市が管理する
準用河川等に加え、新たに
農業用水路を対象施設とするなど、制度の拡充を図り、災害に強い
まちづくりを推進してまいります。
(2)安心な
まちづくり
高齢者の皆様が、住み慣れた地域でこれからも安心して日常生活を送ることができるよう
高齢者福祉計画・第8期
介護保険事業計画に基づき、
介護サービスの基盤整備のため、令和5年度までに
認知症高齢者グループホームなど、
地域密着型サービスを提供する施設の開設に向けた準備を進めているほか、地域の皆様が意見を出し合う介護予防と
生活支援の語らん場を開催するなど、ハードとソフトの両面から
地域包括ケアシステムの深化・推進を図ってまいります。
(3)快適な
まちづくり
長年放置され老朽化し、周辺の住環境に悪影響を及ぼす危険な空き家への対策としまして、国の補助制度を活用し、所有者等に対してその除却費用の一部を助成することにより良好な
住環境づくりを推進することとしております。
また、
生活基盤整備事業及び
地域リフレッシュ事業を統合した「すみよか事業」を実施し、市民生活を支える道路や水路、
交通安全施設等の維持補修や
小規模改良など、地域のニーズに速やかに、かつ、きめ細やかに対応しながら、安全で快適な
生活環境づくりを推進してまいります。
幹線道路網の整備につきましては、防災・減災、
国土強靱化のための5か年
加速化対策を踏まえ、
国土交通省九州地方整備局において策定された道路の5か年
対策プログラムにより、今後も災害に強い
幹線道路網の整備が重点的かつ集中的に実施されるものと期待しております。
現在、国においては、国道57
号森山拡幅及び国道34号大村・諫早拡幅の整備が順調に進められており、県においては、高
規格道路島原道路のうち
諫早南バイパス線の
長野インターチェンジ・
栗面インターチェンジ区間の約3キロメートルの供用開始が5月末に予定されております。
この区間が供用開始しますと、
長野インターから
諫早インターまでの約7キロメートルの整備が完了しますので、交通量の分散による渋滞解消にも大きく寄与できるものと期待しております。
また、今年度新たに事業着手された国道207号の佐瀬拡幅、
長田バイパスを延伸する
東長田拡幅、県道久山港線、
県道諫早飯盛線、県道有喜本
諫早停車場線、
県道田結久山線の各路線の整備につきましても、順調に事業の進捗が図られるものと考えております。
本市といたしましては、今後とも幹線道路の早期完成に向け、引き続き、国・県に対し強く要望してまいります。
諫早駅周辺と
中心市街地を最短距離で結ぶ市道上
宇戸橋公園線の
拡幅整備につきましては、優先度が高い諫早公園の
法面切土工事や
四面橋交差点付近の整備を進めており、引き続き早期整備に向けて事業の進捗を図ってまいります。
また、
南諫早産業団地と
県道諫早飯盛線を結ぶ
市道栗面小ヶ倉線ほか、1路線の
拡幅整備、いさはや西部台などへの
アクセス道路となる
都市計画道路堀の内西栄田線の整備など、今後も快適な
まちづくりを支える幹線市道の早期整備に向け着実に事業を推進してまいります。
諫早駅周辺整備事業につきましては、本年秋の
西九州新幹線開業に向け、
諫早駅東西の交通広場の整備を進めているところであります。東口に整備中の路線バスやタクシーが乗り入れる
公共交通広場は、本年4月下旬の完成を目指しており、5月中旬には
バスターミナル機能が移転される予定であります。これにより、
バスターミナルが駅と直結されますので、
県内交通の要衝である本市の玄関口として、さらなる利便性の向上が図られるものと考えております。
また、整備に併せ、駅周辺の一体的な活用が図られるよう、国が実施するかわ
まちづくり事業との共同事業により駅前公園を再整備し、河川とまちの空間を融合した
賑わい創出を行うこととしております。
西九州新幹線の開業は、沿線地域や
周辺地域に大きな経済効果をもたらすとともに、本市の
県内交通の結節点としての役割はますます重要度を増してまいります。しかしながら、
少子高齢化の進展により路線バスや鉄道など、
公共交通機関の利用者が大きく減少したり、高齢者の免許返納で自家用車に代わる日常の足の確保が求められております。
このような公共交通の維持・確保対策や
交通空白地の解消など、喫緊の課題に対処するため、本市では
地域公共交通計画を策定し、それぞれの地域の実情に合わせ、将来に向けた
公共交通体系の整備に努めてまいります。
定住人口拡大や
地域コミュニティ維持への取組としまして、本市では40戸
連たん制度の導入や諫早版小さな拠点の指定など、これまでも
土地利用規制の緩和に取り組み、一定の成果はあっているものと考えております。しかしながら、今後も進展する
少子高齢化や人口減少に対応するため、今後の
土地利用政策の在り方について基礎調査を実施した上で、
市街化調整区域の廃止を含めた総合的な検討を進めてまいります。
また、
都市計画区域外の支所・
出張所地域の生活拠点におきましても、
民間開発事業者等への新たな補助制度を創設し、優良な宅地の供給や
生活利便施設の立地誘導を図るなど、本市の均衡ある発展に寄与してまいりたいと考えております。
このほか、移住・定住を促進する施策としまして、本市への
UIJターンを促進するため、移住者に対する新
生活支援の拡充や
小長井地域にも
地域おこし協力隊を新たに採用するなど、引き続き地域の活性化に努めてまいります。
第4 計画実現に向けた基本姿勢
(1)市民目線の行政
総務省が策定した
自治体DX推進計画においては、全ての自治体が足並みをそろえ、
行政サービスの
デジタル化、
オンライン化を推進することとされております。本市においても、住民の
利便性向上と行政運営の効率化を図るため、マイナンバーカードの活用や県をはじめ県内各自治体との協力体制を構築し、
各種行政手続の
オンライン化を推進することとしております。また、
市役所本庁のほか各支所にもWi─Fi環境を整備し、来庁者の
利便性向上や災害時等の
情報伝達手段の強化を図ってまいります。
このほか、本市の
情報発信力の強化としまして、市のホームページを閲覧される皆様が見やすく、利用しやすいものに更新し、全国に向けて本市の魅力を発信するため、新たに市外の方々に向けた
ウェブサイトを構築することとしております。また、市の
公式LINEにつきましても、さらに機能を拡充し、利用される市民の皆様の
利便性向上と
情報発信力の強化に取り組んでまいります。
ふるさと納税につきましては、これまでも新たな返礼品の開発や
提供事業者の新規開拓に努めてきており、令和3年度は先月末時点で既に4億円を超え、前年度実績を大きく上回る御寄附を頂いております。今後も全国に向けたPRの強化に取り組み、
寄附受入額のさらなる増加に努めてまいります。
令和4年度の一般会計当初予算案につきましては、健全な財政運営を堅持しつつ、
ポストコロナ時代を見据え、
少子高齢化や
人口減少対策をはじめ災害に強い
まちづくりなどの行政課題に取り組み、新しい
諫早づくりを始める
チャレンジ予算として編成をいたしました。
一般会計の総額は631億5,000万円となり、前年度当初予算と比較して4.4%の増となるほか、特別会計は、
国民健康保険事業会計など5つの事業会計の合計で326億1,300万円を計上しております。
また、令和3年度の
一般会計補正予算につきましては、国の補正予算に伴う事業など26億2,204万3,000円を追加し、補正後の予算総額は758億3,496万5,000円、前年度同期と比較して16.3%の減となるものであります。
長崎県は、
西九州新幹線の開業など100年に一度の大きな変革の時期を迎えており、本市におきましても
諫早駅周辺や
南諫早産業団地の整備など、大型事業の進展に伴い本市を訪れる人が増え、まちの佇まいや産業構造などにも変化がもたらされる重要な時期を迎えております。
コロナ禍による市民生活の制約など様々な懸案事項もございますが、市政に課せられた課題を着実に解決しながら市勢の振興を図り「来てよし、住んでよし、育ててよし!あなたのまち・諫早!!」をつくり上げてまいります。
議員各位並びに市民の皆様におかれましては、一層の御支援と御理解を賜りますようお願い申し上げ、私の市政運営についての所信とさせていただきます。
このほか、
今期定例会に提出しております各議案につきましては、
関係部局長より説明をさせますので、御了承を賜りたいと思います。
なお、追加議案としまして、人事案件を予定しております。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
御清聴ありがとうございました。(降壇)
4 ◯議長(林田直記君)[36頁]
次に、日程第4「報告第1号及び報告第2号」の報告2件を一括議題とし、報告ごとに説明を求めます。
まず、報告第1号。
5
◯総務部長(中田誠人君)[36頁]
報告第1号「専決処分の報告について」御説明申し上げます。
本件は、市長の専決処分にする軽易な事項の指定について、第1号の規定に基づき、諫早市個人情報保護条例の一部を改正する条例について専決処分いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。
別紙、専決処分書を御覧ください。
条文中、独立行政法人等の用語の定義のため引用している独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止されたことに伴い、引用する法律を個人情報の保護に関する法律に改めるとともに、条例の適用除外の規定で引用する統計法の条文が改正されたことに伴い、引用条項を改めるものでございます。
なお、附則におきまして、この条例は令和4年4月1日から施行することといたしております。
以上、簡単ではございますが、報告第1号の説明を終わらせていただきます。
よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。
6 ◯議長(林田直記君)[36頁]
次に、報告第2号。
7 ◯建設部長(早田明生君)[36頁]
報告第2号「専決処分の報告について」御説明申し上げます。
本件は、富川町の市道上で発生した公用車の車両事故について、市長の専決処分にする軽易な事項の指定について、第3号の規定に基づき、損害賠償の額を定めることについて専決処分いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。
別紙、専決処分書及び報告2号資料を御覧ください。
事故の概要でございますが、昨年9月18日の午前7時38分頃、富川町696番10地先の市道富川町大山線において、前日に通り過ぎた台風14号の被害状況を確認するための道路パトロールを実施中に、見通しの悪いカーブに差しかかった際、対向車と出会い頭に接触し、相手方車両の正面部に損傷を与えたものでございます。
本件について、事故発生時から相手方と鋭意交渉してまいりました結果、本年1月6日をもって示談が成立しましたので、これによる損害を賠償するものでございます。損害賠償額は車両の修理費用として15万8,000円でございます。
公用車の運転につきましては、日頃から安全運転の励行を指導しておりますが、今後さらに事故防止の徹底に努めてまいりたいと考えております。
以上、簡単ではございますが、報告第2号の説明を終わらせていただきます。よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。
8 ◯議長(林田直記君)[36頁]
これより、報告ごとに質疑に入ります。
まず、報告第1号「専決処分の報告について(諫早市個人情報保護条例の一部を改正する条例)」に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
9 ◯議長(林田直記君)[36頁]
なければ、これをもって報告第1号に対する質疑を終結いたします。
次に、報告第2号「専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて:公用車による事故に係るもの(富川町))」に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
10 ◯議長(林田直記君)[36頁]
なければ、これをもって報告第2号に対する質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております報告第1号及び報告第2号は、以上の報告をもって御了承願います。
次に、日程第5「議案第2号及び議案第3号」の議案2件を一括議題とし、提案理由について説明を求めます。
なお、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。
11 ◯財務部長(岩本 広君)[37頁]
議案第2号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度諫早市
一般会計補正予算(第13号))」につきまして、御説明いたします。
本案は、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、令和3年度諫早市
一般会計補正予算(第13号)を別紙のとおり専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、御承認をお願いするものでございます。
予算書の1ページをお開きください。
歳入歳出予算の補正は、第1条に記載しておりますとおり、歳入歳出それぞれ4億4,876万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ726億5,856万7,000円としたものでございます。
次に、歳入歳出の概要につきまして御説明いたしますので、お手元に別に配付しております資料1、令和3年度1月補正専決予算説明資料を御覧頂きたいと存じます。
1ページをお開きください。
補正予算の概要でございます。
補正予算第13号は、新型コロナウイルス感染拡大防止協力金事業について計上したものでございます。
歳入予算の内訳につきましては、県支出金、繰入金及び諸収入としているところでございます。
次に、4ページをお開きください。
新型コロナウイルス感染拡大防止協力金事業の概要を記載しております。
この事業は、県が飲食店等に対し1月28日から2月13日までの17日間、営業時間の短縮とともに、終日酒類の提供を行わないよう要請されたことに伴いまして、協力事業者を対象に、県と共同して協力金を支給するものであり、県の補正予算成立に合わせて関係予算を専決処分したものでございます。
以上で、議案第2号の説明を終わります。
次に、議案第3号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度諫早市
一般会計補正予算(第14号))」につきまして、御説明いたします。
本案は、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、令和3年度諫早市
一般会計補正予算(第14号)を別紙のとおり専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、御承認をお願いするものでございます。
本予算は、議案第2号で御説明いたしました県からの営業時間短縮等の要請が21日間延長されたことに伴いまして、補正予算を専決処分したものでございます。
予算書の1ページをお開きください。
歳入歳出予算の補正は、第1条に記載しておりますとおり、歳入歳出それぞれ5億5,435万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ732億1,292万2,000円としたものでございます。
なお、別に配付しております資料2に歳入歳出の概要等を記載しておりますが、議案第2号と同様の事業内容となっております。
以上で、議案第3号の説明を終わります。よろしく御審議を賜り、御承認頂きますようお願いいたします。
12 ◯議長(林田直記君)[37頁]
これより、議案ごとに質疑に入ります。
まず、議案第2号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度諫早市
一般会計補正予算(第13号))」に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
13 ◯議長(林田直記君)[37頁]
なければ、これをもって議案第2号に対する質疑を終結いたします。
次に、議案第3号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度諫早市
一般会計補正予算(第14号))」に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
14 ◯議長(林田直記君)[37頁]
なければ、これをもって議案第3号に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第2号及び議案第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
15 ◯議長(林田直記君)[38頁]
異議ありませんので、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
討論受付のため、しばらくこの場で休憩いたします。
午前10時40分 休憩
午前10時40分 再開
16 ◯議長(林田直記君)[38頁]
休憩前に引き続き会議を開きます。
これより、順次、討論、採決いたします。
まず、議案第2号に対する討論に入りますが、通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。
議案第2号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
17 ◯議長(林田直記君)[38頁]
異議ありませんので、議案第2号は承認することに決定いたしました。
次に、議案第3号に対する討論に入りますが、通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。
議案第3号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
18 ◯議長(林田直記君)[38頁]
異議ありませんので、議案第3号は承認することに決定いたしました。
次に、日程第6「議案第4号から議案第24号」までの議案21件を一括議題とし、提案理由について説明を求めます。
まず、議案第4号から議案第7号までにつきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。
19
◯総務部長(中田誠人君)[38頁]
議案第4号「諫早市消防団員の定員、任免、給与、服務等条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。
本案は、提案理由に記載のとおり、本市消防団員の報酬を見直すことにより処遇を改善し、消防団員の確保を図ろうとするものでございます。
議案末尾に添付しております議案第4号資料を御覧ください。
改正の内容といたしまして、まず、現在支給している出動手当は、予算区分を費用弁償から報酬に見直すことで、出動報酬に改めております。また、その出動報酬の金額につきましては、現行の1回につき4,500円を1日につき8,000円を標準に、4時間未満の場合は4,500円、8時間を超える場合は1時間につき1,000円を加算することといたしております。
この改正に至りました経過といたしましては、中ほどに記載しておりますように、令和3年4月に全国的な消防団員数の減少という危機的な状況を踏まえ、国は出動報酬の創設や年額報酬等の基準を策定し、市町村に対して積極的に取り組むよう通知がなされたところでございます。
なお、附則におきまして、この条例は令和4年4月1日から施行することといたしております。
以上で、議案第4号の説明を終わらせていただきます。
続きまして、議案第5号「諫早市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。
本案は、提案理由に記載のとおり、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。
改正の内容といたしましては、同法において年金受給権を担保とする貸付事業が廃止されることに伴い、諫早市消防団員等公務災害補償条例につきましても、第3条第2項のただし書を削除し、同様の改正を行おうとするものでございます。
なお、附則におきまして、この条例は令和4年4月1日から施行することとし、併せて、経過措置を設けております。
以上で、議案第5号の説明を終わらせていただきます。
続きまして、議案第6号「諫早市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。
本案は、提案理由に記載のとおり、妊娠、出産、育児等と仕事との両立を支援するため、国家公務員の改正内容に準じ所要の改正を行おうとするものでございます。
議案の末尾に添付しております議案第6号資料を御覧ください。
改正の内容といたしまして、1点目は、非常勤職員が育児休業及び部分休業を取得する際の在職期間の要件について、1年以上の在職期間の要件を廃止し、継続的な勤務が見込まれる非常勤職員については、任用当初からこれらを取得できるよう要件を緩和するものでございます。
2点目は、本人または配偶者の妊娠、出産等を申し出た職員に対し、育児休業制度等を周知すること、育児休業の取得意向の確認を行うことなど、常勤職員及び非常勤職員ともに育児休業等を取得しやすい勤務環境を整備することが義務づけられるものでございます。
なお、附則におきまして、この条例は令和4年4月1日から施行することといたしております。
以上で、議案第6号の説明を終わらせていただきます。
続きまして、議案第7号「諫早市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。
本案は、提案理由に記載のとおり、一般職の職員等の給与について人事院勧告等の内容に準じて所定の改正を行おうとするものでございます。
議案の末尾に添付しております議案第7号資料を御覧ください。
改正の内容といたしまして、1点目は、昨年8月の人事院勧告に基づき、一般職の職員及び再任用職員並びに市議会議員及び市長ほか特別職の期末手当の支給割合を引き下げるものでございます。
一般職の職員につきましては、現行の6月及び12月支給分をそれぞれ0.075月分、年間で0.15月分引き下げ、再任用職員につきましては、現行の6月及び12月支給分をそれぞれ0.05月分、年間で0.1月分引き下げようとするものでございます。
また、市議会議員及び市長ほか特別職につきましても、現行の6月及び12月支給分をそれぞれ0.05月分、年間で0.1月分を引き下げようとするものでございます。
2点目は、昨年11月の給与関係閣僚会議における閣議決定において、令和3年度の期末手当の引き下げに相当する額については、令和4年6月の期末手当から減額することで調整を行うこととされたことから、本市においても、国家公務員の取扱いに準じて減額調整を行うものでございます。
以上で、議案第7号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
20 ◯議長(林田直記君)[39頁]
次に、議案第8号。
21 ◯政策振興部長(中村秀憲君)[39頁]
議案第8号「諫早市過疎地域持続的発展特別事業基金の設置、管理及び処分に関する条例」につきまして、御説明申し上げます。
本案は、裏面の提案理由に記載のとおり、過疎地域持続的発展特別事業、すなわち過疎地域持続的発展計画に定めるソフト事業に充当する過疎対策事業債に充当残額が生じた場合、その残額を積み立て、後年度、計画に沿った事業の経費に充てるため新たに基金を設置したいので、この条例案を提出するものでございます。
第1条は、基金を設置する旨及びその名称を定めるものでございます。第2条は基金の積立てについて、第3条はその管理、第4条は運用益金の処理、第5条は繰替運用、第6条は処分、第7条は委任についての規定でございます。
なお、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。
以上、簡単ではございますが、議案第8号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
22 ◯議長(林田直記君)[39頁]
次に、議案第9号。
23 ◯財務部長(岩本 広君)[39頁]
議案第9号「諫早市
まちづくり未来基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。
本案は、企業版
ふるさと納税制度に基づく寄附金につきまして、本基金に積み立てた上で活用できるようにするため、当該寄附金の要件として、諫早市まち・ひと・しごと創生推進計画に基づく事業の経費に充てることとされていることを受けまして、基金の処分の目的に関して所要の改正を行おうとするものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行することとしております。
以上、簡単ではございますが、議案第9号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
24 ◯議長(林田直記君)[40頁]
次に、議案第10号から議案第12号までにつきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。
25 ◯健康福祉部長(関 栄治君)[40頁]
議案第10号「諫早市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び諫早市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。
本案は、2つの条例の一部改正を行うものでございまして、第1条の諫早市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例は、保育所や認定こども園等が子ども・子育て支援法に基づく支給の対象となるための運営の基準を定めている条例でございます。
第2条の諫早市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例は、家庭的保育事業等を行う者が認可を受ける際の運営の基準を定めている条例でございます。
今回の改正は、これら条例の基準となる内閣府令及び厚生労働省令におきまして、記録の作成、保存等について、パソコン等の電磁的記録による対応を認めるなどの改正が行われたことに伴い、所要の改正をしようとするものでございます。
条例の主な改正内容につきまして御説明申し上げますので、議案の末尾に添付しております議案第10号資料を御覧ください。
第1条の条例中、第42条の改正は、特定教育・保育施設等との連携についての条文でございますが、基準府令の改正により文言の整理を行ったものでございます。
第5条、第38条及び第53条の改正は、特定教育・保育施設等の業務負担の軽減等を図る観点から、諸記録の作成、保存等について電磁的記録による対応を認めることとするものでございます。
第2条の条例は、家庭的保育事業等を行う者の基準に関する条例でございますが、第2条の条例改正につきましても、第1条の条例改正と同様の改正を行おうとするものでございます。
最後に、附則でございますが、この条例は公布の日から施行することとしております。
以上で、議案第10号の説明を終わります。
次に、議案第11号「諫早市国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。
本案は、国民健康保険法施行令等の一部改正に伴い、諫早市国民健康保険条例の一部を改正しようとするものでございます。
議案末尾の議案第11号資料を御覧ください。
まず、1点目の未就学児に係る被保険者均等割額の減額措置の創設についてでございます。これは、子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、未就学児の被保険者均等割額を所得制限を設けず、一律5割軽減するものでございます。
次に、2点目の国民健康保険料の基礎賦課額及び後期高齢者支援金等賦課額に係る賦課限度額の改正につきましては、保険料の上限となります賦課限度額を基礎賦課額は2万円引き上げ、また、後期高齢者支援金等賦課額は1万円引き上げようとするものでございます。
なお、介護納付金賦課額に関しましては、変更はございません。
附則でございますが、この条例の施行期日は令和4年4月1日としております。
以上で、議案第11号の説明を終わります。
次に、議案第12号「
財産の減額譲渡について」につきまして、御説明申し上げます。
本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、平成22年4月の公立保育所の民営化に伴い、市が社会福祉法人慈照福祉会に対して無償貸付を行っております旧森山保育所の土地を減額して譲渡しようとするものでございます。
財産の概要でございますが、所在は諫早市森山町慶師野1884番2で、地目は宅地、面積は3,902.65平方メートルでございます。譲渡の相手方は、現在森山こども園を運営している社会福祉法人慈照福祉会でございます。譲渡予定額は1,951万3,250円で、これは不動産鑑定評価額3,902万6,500円から、国有
財産特別措置法に定める減額譲渡の基準を準用し、5割相当の1,951万3,250円を減額したものでございます。
譲渡の理由につきましては、当該土地を移管法人に譲渡することにより、柔軟な施設運営に資することが、市における今後の児童福祉施策の推進に寄与するものと判断したためでございます。
なお、参考資料として、2分の1に位置図、2分の2に拡大図を添付しております。
以上で、議案第10号から議案第12号までの説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
26 ◯議長(林田直記君)[41頁]
次に、議案第13号。
27 ◯建設部長(早田明生君)[41頁]
議案第13号「市道路線の認定について」御説明申し上げます。
本案は、道路法第8条第1項の規定に基づき、新たに2路線を市道に認定するため、同条第2項の規定により議会の議決を得ようとするものでございます。
議案第13号資料を御覧ください。
認定をお願いする路線は、
南諫早産業団地内の2路線でございまして、資料は位置図、標準断面図等でございます。
1)の路線は、
市道栗面小ヶ倉線との接続部を起点に団地を外周して、市道駄森小ヶ倉に接続する
南諫早産業団地1号線でございます。
2)の路線は、1工区と2工区の間に位置し、団地内を連絡する
南諫早産業団地2号線でございます。
両路線の幅員は10メートルを計画しておりまして、幅員構成は資料右下の標準断面図のとおりでございます。
以上で、議案第13号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
28 ◯議長(林田直記君)[41頁]
提案理由の説明を保留し、しばらく休憩いたします。
午前10時57分 休憩
午前11時15分 再開
29 ◯議長(林田直記君)[41頁]
休憩前に引き続き会議を開きます。
提案理由の説明を続行します。
次に、議案第14号。
30 ◯財務部長(岩本 広君)[41頁]
議案第14号「令和3年度諫早市
一般会計補正予算(第15号)」につきまして、御説明いたします。
本案による歳入歳出予算の補正は、第1条に記載いたしておりますとおり歳入歳出それぞれ26億2,204万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ758億3,496万5,000円にしようとするものでございます。
第2条の繰越明許費の補正につきましては、4ページをお開きください。
第2表繰越明許費補正の追加でございます。
令和4年度への繰越しが見込まれる2款4項情報電算費、社会保障・税番号制度システム整備事業など5ページにかけて記載いたしております28事業につきまして、表の最後、合計欄の右上に括弧書きでお示ししております17億9,954万7,000円を追加しようとするものでございます。
次に、6ページをお開きください。
第2表繰越明許費補正の変更でございます。
10款2項道路橋りょう費、道路橋りょう維持事業など3事業につきまして、表の最後、合計欄の右上に括弧書きでお示ししております1億230万円を増額しようとするものでございます。
次に、第3条の地方債の補正につきましては、7ページを御覧ください。
第3表地方債補正の追加でございます。
起債の目的欄に表示しております学校教育施設整備事業費の限度額につきまして、表の最後、合計欄の上に括弧書きでお示ししております5億1,120万円を追加しようとするものでございます。
次に、8ページをお開きください。
第3表地方債補正の変更でございますが、起債の目的欄に表示しております道路橋りょう整備事業費などの限度額につきまして、表の最後、合計欄の右上に括弧書きでお示ししております9,960万円を増額しようとするものでございます。
次に、歳入歳出予算の概要につきまして御説明いたしますので、お手元に配付しております資料3、令和3年度3月補正予算説明資料を御覧頂きたいと存じます。
1ページをお開きください。
補正予算第15号は、国の第1次補正予算に伴う事業、国・県補助の内定に伴う事業、市単独で実施が必要な事業、県営事業負担金、基金積立について計上しております。
なお、歳入予算の内訳につきましては、市税以下記載のとおりでございます。
次に、2ページと3ページにつきましては、歳出の費目順に金額と事業名、括弧書きでその概要を記載しております。
なお、表の右側の主事としている欄に、別に配付しております資料4、令和3年度3月補正予算の主な事業説明書のページをお示ししておりますので、後ほど御覧頂ければと存じます。
次の4ページから5ページにかけては、歳入予算の款別明細、6ページは補正後の歳入歳出予算額を前年度同期の予算額と款別に比較した資料でございます。
次に、8ページには基金積立状況一覧表を掲載しております。
以上で、議案第14号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
31 ◯議長(林田直記君)[42頁]
次に、議案第15号。
32 ◯健康福祉部長(関 栄治君)[42頁]
議案第15号「令和3年度諫早市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、御説明申し上げます。
予算書の1ページを御覧ください。
今回の補正は、歳入歳出の予算額をそれぞれ1億5,000万円増額し、歳入歳出予算の総額を168億9,595万7,000円とするものでございます。
別冊の資料3の7ページを御覧ください。
歳出の欄になりますが、保険給付費につきまして、一般被保険者に係る保険給付費が不足する見込みであるため、1億5,000万円を増額するものでございます。
歳入欄の財源につきましては、全額県支出金の保険給付費等交付金、それから、普通交付金としております。
次に、歳出欄の国民健康保険事業費納付金につきましては、財政安定化支援事業の交付税措置額の確定に伴い、一般会計からの繰入金が増額となったため財源更正を行うものでございます。
以上、簡単ではございますが、議案第15号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
33 ◯議長(林田直記君)[42頁]
次に、議案第16号。
34 ◯財務部長(岩本 広君)[42頁]
議案第16号「令和4年度諫早市一般会計予算」につきまして、御説明いたします。
予算書の3ページをお開きください。
第1条は予算の総額を歳入歳出それぞれ631億5,000万円に定めようとするものでございます。
第2条の債務負担行為と第3条の地方債につきましては、後ほど資料で御説明いたします。
第4条の一時借入金は、借入れの最高額を80億円に定めようとするものでございます。
第5条の歳出予算の流用は、同一款内における各項間の流用について定めるものでございます。
次に、歳入歳出予算の概要につきまして御説明いたしますので、お手元に配付いたしております資料5、一般会計令和4年度当初予算説明資料を御覧頂きたいと存じます。
1ページをお開きください。
予算編成の基本方針と予算総額でございます。
本市の当初予算につきましては、新型コロナを乗り越え、
少子高齢化、
人口減少対策や災害に強い
まちづくりなどの重要課題に、オール諫早で取り組む新しい
諫早づくりを始める
チャレンジ予算として編成したところでございます。
なお、一般会計の予算総額は631億5,000万円となり、令和3年度の当初予算と比較いたしますと、26億5,000万円、率にいたしまして4.4%の増となっております。
次に、2ページは会計別予算の状況でございまして、会計別に前年度当初予算との比較を行っております。
次に、3ページをお開きください。
款別一覧表として、前年度当初予算との比較を掲載しております。
1款市税でございますが、令和4年度は165億5,056万2,000円としており、前年度との比較では16億3,013万円、率にいたしまして10.9%の増を見込んでおります。これは、固定資産税におきまして、家屋の新増築や新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う軽減特例措置の終了を見込んだことなどが要因でございます。
なお、税目ごとの詳細につきましては、9ページの市税内訳一覧表を後ほど御覧頂きたいと思います。
次に、11款地方交付税は127億3,500万円としており、前年度の比較では4億5,300万円、率にいたしまして3.4%の減となり、これは市税の増を見込んだことなどが要因でございます。
次に、19款繰入金につきましては、51億7,170万円としており、前年度当初予算との比較では、19億4,756万4,000円、率にいたしまして60.4%の増となっております。これは、財政調整基金からの繰入金の増のほか、工業用水道施設拡張事業の繰出金に伴う産業活性化基金からの繰入金の増などが要因となっております。
次に、22款市債は、臨時財政対策債が大幅に減少することから、前年度当初予算との比較では10億390万円、率にいたしまして27.8%の減を見込んでおります。
次に、4ページを御覧ください。
歳入予算の構成比でございます。
総額を自主財源と依存財源とに区分しております。自主財源の増が見込まれる一方で、依存財源が減となる見込みであることなどから、相対的に自主財源の比率が高まり、その結果、自主財源比率が41.7%、前年度を3.6ポイント上回ることとなっております。
次に、5ページをお開きください。
5ページの款別一覧表は、款ごとの歳出予算を前年度当初予算と比較した資料でございます。なお、4月からの機構改革に対応するため、款の再編を行っております。
次に、6ページを御覧ください。
性質別の歳出予算の構成比でございます。
まず、義務的経費は障害者自立支援給付事業などの増に伴う扶助費が増加する一方、公債費が減少しており、全体で6,776万4,000円、0.2%の減となっております。
次に、消費的経費は、
ふるさと納税推進事務などに伴う物件費の増、耕作放棄地解消集積促進事業などに伴う補助費等の増によりまして、全体で13億783万2,000円、9%の増となっております。
次に、投資的経費は、道路整備や図書館をはじめとする施設の改修などを計画的に実施することとしており、全体で12億9,841万9,000円、57.7%の増となっております。
次に、その他の経費は、投資及び出資金、貸付金が減となっておりますが、工業用水道施設の拡張事業に対する繰り出しなどによりまして、全体で1億1,151万3,000円、1.3%の増となっております。
次に、7ページをお開きください。
第2表債務負担行為の説明でございます。
これは、文書集配及び仕分業務など3つの事項につきまして、それぞれ期間と限度額を定めるものでございます。
8ページにつきましては、第3表地方債の説明でございます。
これは、歳出予算に計上いたしております事業の財源として、合併特例事業などの地方債を総額で26億1,350万円計上しているところでございます。
次に、10ページを御覧ください。
基金積立状況一覧表でございます。
財政調整基金など各基金につきましては、一般財源の年度間調整のほか、事業充当財源として、合計で51億7,098万3,000円を取り崩すこととしており、令和4年度末の現在高見込みは、136億8,031万3,000円としております。
以上で、資料5による説明を終わります。
なお、その他の説明資料といたしまして、資料6、当初予算の主な事業説明書に第2次
諫早市総合計画の政策施策体系に基づき整理した主な事業を掲載しております。
また、資料8、当初予算科目変更資料につきましては、款項目の再編の内容と新旧対照表を掲載しておりますので、後ほど御参照頂きたいと存じます。
以上、簡単ではございますが、議案第16号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
35 ◯議長(林田直記君)[43頁]
次に、議案第17号から議案第19号までにつきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。
36 ◯健康福祉部長(関 栄治君)[43頁]
議案第17号「令和4年度諫早市国民健康保険事業特別会計予算」につきまして、御説明申し上げます。
予算書は265ページから、資料は資料7です。1ページと2ページでございます。
本会計予算は、第1条で予算の総額を歳入歳出それぞれ166億3,400万円とするものでございます。前年度と比較して1億700万円の減となっております。
歳入の主なものについて御説明いたします。
1款国民健康保険料は、歳出の3款に記載しております国民健康保険事業納付金、これは、市が県に対して納付する納付金でございますが、この納付金の減などにより、前年度と比較して6.4%、1億8,276万1,000円の減となっております。
4款県支出金につきましては0.2%、2,659万7,000円の増となっております。
次に、歳出の主なものについて御説明いたします。
2款保険給付費は、県が見込んだ医療費を基に計上しておりますが、1人当たり医療費の増などにより0.2%、2,427万9,000円の増となっております。
3款国民健康保険事業費納付金は、先ほど申しました市が県に対して納付する納付金でございますが、4.3%、1億8,356万9,000円の減となっております。
以上で、議案第17号の説明を終わります。
次に、議案第18号「令和4年度諫早市後期高齢者医療特別会計予算」につきまして、御説明申し上げます。
予算書は293ページから、資料は資料7の3ページでございます。
本会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億7,600万円とするものでございます。前年度と比較して1億5,600万円の増となっております。
歳入の主なものでございますが、1款保険料は被保険者数の増加に伴い9.2%、1億2,471万5,000円の増となっております。
3款繰入金は6.4%、2,961万5,000円の増となっております。これは、主に保険基盤安定繰入金の増によるものでございます。
次に、歳出の主なものとして、2款広域連合納付金は、保険料納付金の増により、前年度と比較して8.6%、1億5,424万8,000円の増となっております。
以上で、議案第18号の説明を終わります。
次に、議案第19号「令和4年度諫早市介護保険事業特別会計予算」につきまして、御説明いたします。
予算書は313ページから、資料は資料7の4ページと5ページでございます。
まず、保険事業勘定でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ139億4,800万円とするものでございます。前年度と比較して4.5%、6億6,200万円の減となっておりますが、これは基金積立金の減によるものでございます。
それでは、歳入の主なものについて御説明いたします。
1款保険料は被保険者数の増加に伴いまして1.0%、2,597万5,000円の増となっております。
4款国庫支出金、5款支払基金交付金及び6款県支出金は、保険給付費地域支援事業費に対するそれぞれの負担割合によりまして、増となっているものでございます。
8款繰入金は、前年度と比較して4.4%、1億357万円の増となっております。これは、保険給付費地域支援事業費の増加に伴いまして、一般会計が負担する各種繰入金と介護給付費準備基金繰入金が増加したことによるものでございます。
次に、歳出の主なものについて御説明いたします。
歳出の91.5%を占めております2款保険給付費は、要介護認定者数の増加に伴いまして、前年度と比較して2.1%、2億5,663万3,000円増の127億6,140万3,000円としております。
5款基金積立金は、事業計画期間の2年目に当たり保険料の余剰金を予定していないことから、前年度と比較しますと99.9%、9億6,993万1,000円の減となっております。
次に、サービス事業勘定でございますが、これは、本市直営の中央部地域包括支援センターが行う介護予防ケアマネジメント業務に係る予算でございます。歳入歳出それぞれ950万円とし、前年度と比較しますと50万円の増となっております。
以上で、議案第17号から議案第19号までの説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
37 ◯議長(林田直記君)[44頁]
次に、議案第20号及び議案第21号につきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。
38 ◯市民生活環境部長(田川浩史君)[44頁]
議案第20号「令和4年度諫早市駐車場事業特別会計予算」につきまして、御説明申し上げます。
予算書は361ページからでございます。
本特別会計は、第1条で歳入歳出の予算の総額をそれぞれ2,980万円とするものでございます。
それでは、歳入歳出予算につきまして、資料7で御説明いたしますので、6ページを御覧ください。
歳入歳出それぞれ前年度と比較いたしまして180万円、5.7%の減となっております。これは、新型コロナウイルス感染症による外出自粛等の影響が継続しており、今後もイベント等の中止や規模縮小などによる駐車場利用者が減少すると予想されることから、減額と見込んだものでございます。
歳入について御説明いたします。
1款事業収入2,979万9,000円は、普通駐車と定期駐車の使用料で、4款諸収入1,000円は預金利子でございます。
次に、歳出でございますが、1款駐車場事業費2,980万円は、料金徴収事務委託料、建物設備管理負担金及び管理事務経費などでございます。
以上で、議案第20号の説明を終わります。
続きまして、議案第21号「令和4年度諫早市墓園事業特別会計予算」について御説明申し上げます。
予算書は377ページからでございます。
本特別会計は、第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,570万円とするものでございます。
それでは、歳入歳出予算につきまして、先ほどと同じく資料7で御説明いたしますので、7ページをお開きください。
歳入歳出それぞれ前年度と比較いたしまして20万円、1.3%の減となっております。
歳入について御説明いたします。
1款事業収入989万円は、墓地の使用許可を受けている方々の使用料が主なものでございます。
3款繰越金575万9,000円は、前年度からの繰越金でございます。
次に、歳出でございますが、1款墓園事業費1,240万円は、管理業務などの委託経費や施設修繕料、光熱水費などの維持管理費でございます。
3款諸支出金300万円は、墓地の返還に伴って発生する永代使用料の還付に備えるものでございます。
以上、簡単ではございますが、議案第20号及び議案第21号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
39 ◯議長(林田直記君)[45頁]
次に、議案第22号から議案第24号までにつきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。
40 ◯上下水道局長(矢竹秀孝君)[45頁]
議案第22号から議案第24号までについて御説明いたします。
まず、議案第22号「令和4年度諫早市水道事業会計予算」でございます。
予算書の1ページをお開きください。
第2条の業務の予定量ですが、給水戸数は6万910戸、年間総給水量は1,424万4,000トン、1日平均給水量は3万9,025トンを予定しております。
第3条は収益的収入及び支出の予定額です。収入の第1款水道事業収益は28億5,754万9,000円を予定しております。
収入の主なものですが、第1項営業収益は水道料金などでございます。
次に、支出の第1款水道事業費は27億3,358万6,000円です。
支出の主なものですが、第1項営業費用は水道施設の維持管理費などでございます。
第4条は資本的収入及び支出の予定額です。収入の第1款資本的収入は5億4,936万1,000円を予定しております。
収入の主なものですが、第3項は下水道工事などに伴う水道管の移設工事負担金などでございます。
次に、2ページの支出でございますが、第1款資本的支出は30億309万1,000円です。
支出の主なものですが、第1項建設改良費は水道管路や水道施設の改良事業などでございます。
第5条から第10条までは記載のとおりでございます。
次に、議案第23号「令和4年度諫早市工業用水道事業会計予算」について御説明をいたします。
予算書の1ページをお開きください。
第2条の業務の予定量ですが、給水事業所数は6事業所、年間総給水量は503万7,000トン、1日平均給水量は1万3,800トンを予定しております。
第3条は収益的収入及び支出の予定額です。収入の第1款工業用水道事業収益は4億5,310万2,000円を予定しております。
収入の主なものですが、第1項営業収益は料金収入などでございます。
支出の第1款工業用水道事業費は、4億1,930万5,000円です。
支出の主なものですが、第1項営業費用は工業用水道施設の維持管理費などでございます。
第4条は資本的収入及び支出の予定額です。
2ページを御覧ください。
収入の第1款資本的収入は、16億6,843万9,000円を予定しております。
収入の主なものですが、第2項は一般会計補助金などでございます。
次に支出ですが、第1款資本的支出は19億1,140万1,000円です。
支出の主なものですが、第1項建設改良費は取水場整備やポンプ場増強工事などでございます。
第5条から第9条までは記載のとおりでございます。
次に、議案第24号「令和4年度諫早市下水道事業会計予算」について御説明いたします。
予算書の1ページをお開きください。
第2条の業務の予定量ですが、接続戸数は4万3,610戸、年間総処理水量は1,470万トン、1日平均処理水量は4万274トンを予定しております。
第3条は収益的収入及び支出の予定額です。
まず、収入ですが、第1款下水道事業収益は52億8,474万6,000円を予定しております。
収入の主なものですが、第1項営業収益は使用料収入などでございます。
次に、支出の第1款下水道事業費は、48億5,489万6,000円です。
支出の主なものでございますが、第1項営業費用は下水処理施設の維持管理費などでございます。
第4条は資本的収入及び支出の予定額です。まず、収入の第1款資本的収入は、35億3,981万2,000円を予定しております。
収入の主なものでございますが、第1項は企業債の借入金、第3項は国・県補助金及び一般会計補助金などでございます。
次に、2ページの支出ですが、第1款資本的支出は55億704万2,000円です。
支出の主なものでございますが、第1項建設改良費は下水道管の布設工事など、第2項は企業債の元金償還金でございます。
第5条から第11条までは記載のとおりです。
以上で、議案第22号から議案第24号までの説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
41 ◯議長(林田直記君)[46頁]
次に、日程第7、議員提出議案第1号「諫早市議会委員会条例の一部を改正する条例」を議題とし、提案理由について提出者の説明を求めます。
42 ◯松本正則君 登壇[46頁]
議員提出議案第1号「諫早市議会委員会条例の一部を改正する条例」について、諫早市議会会議規則第14条により提案いたします。
提出者は私、松本正則、賛同者は
相浦喜代子議員、森和明議員、中村太郎議員、森多久男議員、大久保正博議員、湯田清美議員、福田美子議員、北坂秋男議員、
中野太陽議員、以上、議会運営委員会の全委員による提案であります。
それでは、提案理由を御説明いたします。
令和3年12月定例会におきまして議決しました諫早市部設置条例の改正により、部の組織の再編が行われたことに伴い、常任委員会の所管事項を改正しようとするものであります。
具体的な各常任委員会の所管につきましては、総務委員会の所管を総務部、企画財務部、地域政策部、会計管理者、選挙管理委員会、監査委員、他の所管に属しない事項とし、教育厚生委員会の所管をこども福祉部、健康保険部、上下水道局、教育委員会に、また経済建設委員会の所管を農林水産部、経済交流部、建設部、農業委員会とするものです。
附則では、施行日を諫早市部設置条例の施行日である令和4年4月1日と同日とするものであります。
以上で、提案理由の説明を終わります。
議員各位の御賛同をよろしくお願いをいたします。(降壇)
43 ◯議長(林田直記君)[46頁]
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
44 ◯議長(林田直記君)[46頁]
なければ、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第1号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
45 ◯議長(林田直記君)[46頁]
異議ありませんので、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
討論受付のため、しばらくこの場で休憩いたします。
午前11時48分 休憩
午前11時48分 再開
46 ◯議長(林田直記君)[46頁]
休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論、採決いたします。
議員提出議案1号に対する討論に入りますが、通告がありませんので、これをもって討論を終結し採決いたします。
議員提出議案1号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
47 ◯議長(林田直記君)[47頁]
異議ありませんので、議員提出議案第1号は原案どおり可決されました。
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
次の本会議は、3月2日、定刻から開きます。
本日は、これをもって散会いたします。
午前11時49分 散会
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